汚泥の処分方法について

query_builder 2025/05/15
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汚泥とは、事業活動を行うなかで生じた泥状物質の総称です。
なかには金属や有害物質が含まれていることもあり、特別管理産業廃棄物として取り扱いに十分注意する必要があります。
ではどのようにして処分したらよいのでしょうか。
この記事では、汚泥の処分方法について紹介します。
▼汚泥の処分方法
■焼却
脱水処理をして乾燥させた汚泥を、焼却炉で燃やす方法です。
高温焼却ができるため、大量の汚泥を短時間で処理できます。
■溶融
廃棄物に高熱を加えることで、汚泥を減容化させ含有成分を抽出・無害化する方法です。
溶融処理で発生する溶融スラグは、建設資材として活用されます。
■セメント原料化
汚泥を焼却して発生した灰は、セメントやコンクリートの原料として再利用できます。
汚泥の成分が粘土と似ているため、代替原料として応用可能です。
■油水分離
油と水が混ざり合った汚泥を分離装置にかけて、油分と水分に分離する処理です。
油は再生重油として再利用されることもあります。
■堆肥化・メタン発酵
下水処理場や食品工場などで発生する有機汚泥を脱水して発酵させることで、堆肥原料として再利用する方法です。
下水由来の堆肥はコストも安く地球環境にも優しいため、農業の持続性に貢献すると期待されています。
また有機汚泥を発酵させ、その過程で生じたメタンガスを発電に利用したり、肥料や燃料に活用したりなども行われています。
▼まとめ
汚泥の処分方法は、焼却から再利用までさまざまあります。
汚泥の種類によっては、セメントや油・堆肥などにリサイクル可能です。
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